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タイキフォーチュンが死ぬ

2025年02月26日 12時03分

 公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナル功労馬繋養支援事業の助成対象馬タイキフォーチュン(牡)が、2月21日に死んだ。32歳だった。
 通算成績は15戦4勝。96年には毎日杯(GⅢ)、NHKマイルC(GⅠ)を連勝していた。
 同馬は種牡馬引退後、北海道日高郡新ひだか町の本桐村田牧場にて繋養され余生を送っていた。

 【引退馬協会】
 引退馬協会フォスターホースのタイキフォーチュンが、2月21日に永眠いたしました。
 96年に第1回NHKマイルC(GⅠ)を優勝、その後種牡馬生活を経て、20年に引退馬協会の所有馬として受け入れたときには27歳とすでに高齢の域に達していました。そのため去勢は行わず繋養を続けておりましたが、穏やかで優しい気性で多くの方に愛された馬でした。
 ここ数年脚部に不安がありましたが、牧場スタッフの皆様の献身的なケアにより、充実した毎日を過ごすことができました。亡くなった日も普段と同じ生活をし、夕飼いもおかわりをするほどでした。
 皆様のお蔭で、タイキフォーチュンは存命で最年長のJRAGⅠ馬、功労馬繋養支援事業対象馬として長生きすることができました。ご支援いただいた皆様、牧場スタッフの皆様、タイキフォーチュンという素晴らしい馬を当会に託してくださった関係者の皆様に心より感謝申し上げます。


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