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中央 海外遠征
ソウルラッシュが安田記念のリベンジを果たす――ドバイターフ
2025年04月06日 12時00分
4月5日(日本時間6日)にUAE・ドバイのメイダン競馬場で行われたドバイターフ(G1、芝1800m、11頭立て)に日本調教馬4頭が出走、ソウルラッシュ(牡7歳、栗東・池江寿厩舎、C.デムーロ騎手)が先に抜け出したロマンチックウォリアーを僅かに捉えて優勝。勝ち時計は1分45秒84(良)。メイショウタバル(牡4歳、栗東・石橋厩舎、武豊騎手)が5着、ブレイディヴェーグ(牝5歳、美浦・宮田厩舎、ルメール騎手)が7着、リバティアイランド(牝5歳、栗東・中内田厩舎、川田将騎手)が8着となった。
1着ソウルラッシュ
池江寿師:勝ったのかは分かりませんでした。ゲートの出はいいのですが二の脚がつかないので、そこだけ気をつけてロマンチックウォリアーを射程圏に入れながらレースを進めてほしいと思っていました。去年の安田記念では、ロマンチックウォリアーが優勝しソウルラッシュは3着だったのですが、そこまで力の差はないと思っていたので、条件が合えば勝てると思っていました。
C.デムーロ騎手:ロマンチックウォリアーという世界一の馬を倒したので、過去最高のパフォーマンスでした。手応えも良く最後まで頑張ってくれました。とてもハッピーです。ドバイワールドカップデーはスペシャルです。ここに毎年来ることができて、いい馬に乗せていただき結果を出せて嬉しいです。
5着メイショウタバル
石橋師:道中は馬場の重さもあってそこまで引き離せなかったのですが、ペースは良かったと思います。オーバーペースにもならず、馬は頑張ってくれました。勝った馬が強かったですが、いい経験になりました。
7着ブレイディヴェーグ
宮田師:いい結果を目指して連れてきていますので悔しい結果です。慣れない環境のなかで馬は頑張っていましたし、騎手もポジションを取ってくれていましたので、最後に脚を使えなかったのが残念ですがナイスファイトだったと思います。
ルメール騎手:スローペースだったので前に馬を置きたかったです。素晴らしい末脚を持っている馬ですが、今日はそれを出せませんでした。
8着リバティアイランド
中内田師:馬の状態は非常に良かったですし、返し馬も良かったとジョッキーから聞きました。いいリズムで道中は運べましたし、4コーナーを回ってくる時の雰囲気も良かったので最後もうひと伸びしてくれれば、という感じでした。今回は期待に添えず申し訳ない気持ちでいっぱいですが、またリバティアイランドのいい走りをお見せできるようにチームで頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします。
川田将騎手:返し馬の雰囲気も良く、4コーナーまではとてもいい内容で走ってこられていたのですが、直線動くことだけができなくて、いろいろと変化を感じる今日のレースになりました。