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ローシャムパークは伸びを欠いて6着――豪GIクイーンエリザベスS

2025年04月12日 17時30分

4月12日にオーストラリアのランドウィック競馬場で行われたクイーンエリザベスS(G1、芝2000m、13頭立て)に日本調教馬2頭が出走。ローシャムパーク(牡6歳、美浦・田中博厩舎、ルメール騎手)は後方から徐々に押し上げたが、直線で伸び切れず6着、ジオグリフ(牡6歳、美浦・木村厩舎、D.レーン騎手)は好位追走から直線に入ると後退。13着となった。勝ったのは日本のオッズで圧倒的な1番人気に推された、地元オーストラリア調教馬のヴィアシスティーナ(牝7歳、C.ウォーラー厩舎、J.マクドナルド騎手)。勝ち時計は2分00秒41(稍重)。

6着ローシャムパーク
田中博師:結果を出せなかったことに残念な思いはありますが、検疫を含めて難しいオーストラリア遠征のなか、ローシャムパークはよく頑張ってくれました。調整中の様子から、レース当日もそれほどイレ込むことはないと思っていたのですが、その通りいい雰囲気のなかで、この子の走りや振る舞いを見せられたと思います。ジョッキーとも話しましたが、今日はとても落ち着いていて、バックストレッチの走りまでは「これは」という手応えがあったようです。4コーナー手前から苦しくなりはじめ、バッタリと止まってはいないのですが、脚いろが鈍ったところもあったので、原因をしっかりと探っていきたいと思います。これで海外遠征は3度目になりますし、その度に心身ともに成長していることを実感していますので、この経験を生かしてパフォーマンスを上げられるように取り組んでいきたいと思います。

ルメール騎手:ちょっと残念です。道中はドバイオナーのちょうど後ろの位置でいい感じでした。いいコンディションでしたが、直線では加速することができませんでした。

13着ジオグリフ
木村師:着順が示す通り、応援してくださった皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。この1週間で、好スタートを決めての競馬ができるように調整をして、馬のリアクションはいい変化を見せていたので、それができたことは良かったです。レース後で馬はちょっと疲れているので、しっかりと様子を見てチェックしてあげたいです。ジオグリフはどの国に来てもいつも一生懸命に走ってくれているので、自分が彼にどれだけのことをしてあげているか、もう1回考え直したいと思っています。

D.レーン騎手:前走よりはるかに良くゲートを出てくれ、道中もリズム良く運べましたが、残り600メートル地点で力がなかったです。


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